昭和のアニメは名作ぞろい
アラフォー世代には懐かしすぎる昭和のアニメたち。昭和の時代は、良質のアニメがたくさんありましたよね。
『アルプスの少女ハイジ』、『フランダースの犬』、『母をたずねて三千里』、『あらいぐまラスカル』、『赤毛のアン』といった名作シリーズ。
毎週、日曜日に放送されていたんですよね。アニメが始まる前は、ワクワクしながらテレビの前に座っていたものです。
アニメが終わると、なんだか急にもの悲しいような気持ちになってしまって。「あぁ……明日は学校かぁ」なんてね。夢の世界から現実へ。子どもながらに、ブルーな気分に浸っていたものです。
そうそう、テレビはダイヤルをガチャガチャ回すんですよね。リモコンなんか、まだなくて。
「テレビのダイヤル回して〜」なんて言っても、今の若者にはまったく通じないんでしょうね。もう死語ですわ。
昭和アニメのヒロインたち
少しお姉さんになった頃には、こんなアニメがありました。
『キャンディ・キャンディ』や『エースをねらえ!』、『ベルサイユのばら』なんかは、今でも時間を忘れて見てしまいます。
正直、『ベルばら』は当時の私には大人っぽすぎたというか、絵の雰囲気がちょっと好みではないなと感じていました。あまり見てなかったはずなんですけど、アニメソングのイントロを聞いただけで歌詞が浮かんでくるんですよ。ということは、意外と見てたのかなぁ。
むしろ、大人になってからはまりましたね、『ベルばら』は。
魔法使いに憧れたあの頃
忘れてはいけないのが魔法使いのアニメ。あなたも見てたでしょ〜?
魔女っ子ものって大好きでした。アッコちゃん、サリーちゃん、チャッピーちゃんにメグちゃん。魔法の呪文、今でも言えます。
「テクマクマヤコン テクマクマヤコン」「テクニクテクニカ シャランラ〜」
誰の呪文かわかりますかぁ?わかりますよね。アラフォーなあなたなら。私はメグちゃんのシャランラ〜が好きでした。すこぉしお色気もありましたよね、メグちゃんって。
『ひみつのアッコちゃん』のコンパクト、持ってたなぁ。コンパクトを首から下げている写真が残っています。お出かけのときの写真だから、いつも持ち歩いて大事にしてたんでしょうねぇ。変身できないけど。
大人の目線で見てみると・・
子どもの頃にテレビにかじりついて見ていたアニメ。
大人になった今、見直してみるといろいろ気づくことがあっておもしろいものですよ。
「そうだったのか……」と深く納得したり、アニメの製作者さんたちの仕事ぶりに感心してみたり。ときには、「なんだこれ?」って笑い転げてしまうことも。
ただ単になつかしいだけじゃない。小さい頃とは違った感動に浸れます。
アニメを手がけた大人たちの意図やこだわりわかる年齢になったから、いろんな角度から楽しむことができるんですよね。
主題歌の歌詞、オープニングやエンディングの映像に秘められたメッセージに気づいてハッ!としたり。原作とアニメを比べて考え込んでみたり……。
良質の昭和アニメ
改めて見てみると、「一流の人たちが集まって、手をかけて生まれたんだなぁ」と思える作品が多いことに驚かされます。アニメソングの質も高いですしね。
そんな良質のアニメを見て育った私たちって、すごく恵まれてたんだなぁ……。なんて思います。
あと、やっぱりね。あの小さな私が生きていたころにタイムスリップしてしまう。うわっと当時の風景や記憶がよみがえってきて。なんともいえない気持ちになります。
昭和の時代を知ってるって、幸せなことかもしれないですね。